花壇の縁取り材(エッジング)は何本必要か
縁取りにする長さと、縁取り材1本の長さを入れると、連結タイプの縁取り材(樹脂・金属のエッジング材)が何本、何セット要るかがその場で出ます。つなぐときの重なり、最後に切り落とす長さ、固定ピンの本数まで数えます。レンガや枕木で縁取りする場合は、レンガ・ブロックは何個必要か・枕木は何本必要かを使ってください。
この計算は何をしているのか
連結タイプの縁取り材は、1本ずつつないで並べます。つなぎ目で差し込んで重ねるタイプは、重なったぶんだけ1本で進む長さが短くなるので、単純に「長さ ÷ 1本の長さ」では足りなくなります。
端がある並べ方では、最初の1本の頭には重なりがありません。そのぶん、重なり1つぶん少なく済みます。囲む形では、最後の1本が最初の1本に差し込まれるので、すべてのつなぎ目で重なります。
計算例(ロス率5%・1セット10本)
| 条件 | 本数の計算 | 切り落とし | 買う数 |
|---|---|---|---|
| 直線10m・1本50cm・重なり0 | 10 ÷ 0.5 = 20本(割り切れる) | 0cm | 3セット(21本必要) |
| 直線7.3m・1本60cm・重なり5cm | (7.3 − 0.05) ÷ 0.55 = 13.18 → 14本 | 45cm | 2セット(15本必要) |
| 囲む8m・1本60cm・重なり5cm | 8 ÷ 0.55 = 14.55 → 15本 | 25cm | 2セット(16本必要) |
2つめの例は、14本を並べると 14 × 60 − 13 × 5 = 775cm になり、必要な730cmより45cm長くなります。この45cmを最後の1本から切り落とします。
コーナー・曲線はどう数えるのか
- 角(コーナー)を専用部材でつなぐ製品は、その部材を角の数だけ別に買います。このツールは、角の部分も直線の縁取り材で数えているので、コーナー部材を使うと本数は少し余る側に振れます(安全側)。
- 曲げて使える製品は、曲線に沿って測った長さをそのまま入れてください。曲げられる半径には限りがあるので、商品ページの表記を確認してください。
- 角で切って突き付ける場合は、角ごとに切り代が出ます。角が多いときは、ロス率を少し上げてください。
ロス率は何%見ればいいのか
- 割れ・欠け — 樹脂製は、寒い時期に打ち込むと割れることがあります。
- 切り損じ — 端や角で長さを合わせて切るとき、切りすぎた1本は使えなくなります。
- 曲げ直し — 金属製は、曲げ直すと跡が残って、まっすぐに戻らないことがあります。
初期値は5%です。セット買いでは、ロス率を少し上げてもセット数が変わらないことが多く、セットの余りがそのまま予備になります。上の結果の「余る本数」を見て、足りるか確認してください。
縁取りだけでは、花壇は完成しない
縁取り材の内側・外側に、別で買うものがあります。
- 花壇の土 — 縁取りで囲った内側に入れる土の量です。→ 花壇・プランターの土は何L必要か
- 芝生との境目 — 縁取り材の外側が芝生なら、芝の枚数も合わせて見ておきます。→ 芝生は何枚必要か
- 砂利の敷き込み — 縁取りを砂利の見切りに使うなら、砂利の袋数も要ります。→ 砂利・砕石は何袋必要か
- 防草シート — 縁取りの外側に草が生えないよう、シートを縁取り材の下に挟み込むことがあります。→ 防草シートは何m必要か
- 木の枠で高さを出したい場合 — 地面に打ち込む縁取りではなく、木で箱を組む花壇もあります。→ レイズドベッドの木材は何本必要か
よくあるつまずき
「長さ ÷ 1本の長さで買ったら、足りなかった」
差し込んで連結するタイプは、つなぎ目ごとに重なりのぶんだけ短くなります。10本つなげば、つなぎ目は9か所。重なり5cmでも、合わせて45cm足りなくなります。このツールで重なりを入れて計算してください。
「後から買い足したら、色が違った」
樹脂製の縁取り材は、製造時期で色味が少し違うことがあります。並べたときに1本だけ色が違うと目立ちます。足りなくなるかもしれないなら、最初にまとめて買うのが確実です。
「ピンが付属していなかった」
固定ピンが付属する製品と、別売りの製品があります。別売りの場合は、上の「1本あたりの固定ピン」に本数を入れると、ピンの合計も出ます。