花壇・プランターの土は何L必要か
花壇やプランターの寸法・深さを入れると、必要な培養土の量[L]と必要な袋数[袋]がその場で出ます。長方形の花壇と円形の鉢のどちらにも対応。鉢底石を使う場合は、その厚みぶんを差し引いて計算できます。
この計算は何をしているのか
土は面積や個数では買えません。「幅×奥行×深さ」または「円の面積×深さ」で体積にし、その体積を袋の容量(L)に換算する——これだけです。培養土の袋は「20L」「25L」のように容量(L)で売られているので、砂利のような重さ↔容量の換算は不要です。
幅60cm×奥行30cmのプランターに深さ20cmぶん土を入れるなら、60 × 30 × 20 = 36,000cm³ = 36Lです。1cm³ = 1mLなので、1000で割ればLになります。
直径30cmの鉢に深さ25cm入れるなら、3.14159 × 15² × 25 = 約17,671cm³ = 約17.7Lです。同じ直径でも深さが変わればそのまま比例して変わります。
袋は割って買えないので切り上げます。この切り上げで出る余りを「余り」として表示しています。
鉢底石ぶんは、土を減らせる
プランターや鉢に土を入れるとき、底に軽石などの鉢底石を敷いて排水をよくするのが一般的です。この鉢底石が入る厚みぶんは、その上の土を減らせます。鉢の深さ全部に土を入れるつもりで計算すると、実際より多く買ってしまいます。
入力欄の「鉢底石の厚み」に、敷くつもりの鉢底石の高さ(目安2〜5cm程度、鉢の深さの1/5前後が一般的とされます)を入れると、その分を深さから差し引いて計算します。花壇のように地面に直接植える場合は鉢底石を使わないので、0のままにしてください。
深さ(土の量)はどれくらい必要か
正解は植えるものによって変わりますが、考え方の目安を挙げておきます。
- 草花・一年草の花壇 — 根が浅いものが多く、深さ15〜20cm程度でも足りることが多い区分です。ただし既存の土と入れ替える場合は、掘り返す深さがそのまま必要量になります。
- 野菜(プランター栽培) — 根菜や実もの野菜は根が深く張るため、深さ25〜30cm以上を求められることが一般的です。栽培する品目の商品パッケージや育て方の表示で確認してください。
- 低木・庭木 — 根鉢(苗の根の塊)のサイズより一回り大きい穴が必要で、単純な「深さ×面積」では足りないことがあります。植え付け穴を掘って周りに土を足す考え方に近くなります。
このツールの深さは「花壇・プランターの中に入れる土の高さ」として計算しています。植物ごとに必要な深さが異なる場合は、深さの入力を変えて何度か試算してみてください。
複数のプランターをまとめて計算する
「同じ直径の鉢が5個」のように、同じ寸法のものが複数あるときは、行の「個数」に入れてください。寸法が違うプランターが複数あるときは、行を追加してそれぞれの寸法と個数を入れます。すべての行に、上で入力した同じ深さが適用されます。深さが大きく違う組み合わせがある場合は、深さごとに計算を分けて、袋数を後で足し合わせてください。
よくあるつまずき
「土を入れたら鉢からあふれた」
鉢の深さいっぱいまで計算すると、水やりのときに水があふれます。鉢の縁から2〜3cm下(ウォータースペース)を残すのが基本なので、入力する「深さ」は鉢の内寸そのものではなく、そのぶんを引いた高さにしてください。
「培養土が余った・足りなかった」
培養土は袋の中で圧縮されて詰められていることが多く、開封して使うと表示容量よりかさが増えることがあります。反対に、土を入れたあと軽く鎮圧すると体積は減ります。この計算はあくまで目安とし、余裕率を厚めに見ておくのが安全です。
「花壇の土をすべて入れ替えるつもりが、既存の土の分だけ余分に買ってしまった」
既存の土を掘り出さずに、その上に土を足すだけなら、深さは「足す高さ」だけで計算してください。全部を掘り返して入れ替える場合は、掘る深さがそのまま必要な体積になります。どちらのつもりで計算しているかを、作業前に決めておいてください。