レイズドベッドの木材は何本必要か
花壇プランターボックス(レイズドベッド)の内寸を入れると、板を何段積むか、側板が何枚要るか、角材(脚)が何本要るかを計算します。それぞれをお店で売っている定尺(決まった長さ)から何本買えばいいかまで換算します。
この計算は何をしているのか
レイズドベッドは、決まった幅の板を何段も積み重ねて高さを作ります。板の幅で高さを割ると段数が出て、段数から必要な板の枚数が決まります。板は定尺(決まった長さ)でしか売っていないので、最後にその定尺から何本切り出せるかで購入本数に変換します。
① 段数
高さ30cmを幅8.9cm(1×4材)の板で積むと、30 ÷ 8.9 = 3.37…なので4段必要です。切り上げるので、実際の高さは指定より少し高くなります(この例では4段×8.9cm=35.6cm)。この差は上の結果欄に「実際の高さ」として出しています。
② 側板の必要枚数
1段につき、幅の長さで切った板を2枚(前後)、奥行の長さで切った板を2枚(左右)使います。角材を四隅に立て、その内側に板を留めていく組み方なので、前後の板は内寸の幅、左右の板は内寸の奥行と同じ長さで切り出します。
③ 定尺からの購入本数
前後用(幅の長さ)と左右用(奥行の長さ)は切り出す長さが違うので、別々に計算してから合算しています。たとえば定尺1820mmから幅900mmの板を切るなら、1本から2枚取れます(1800mm使用、20mm端材)。正方形に近い箱ほど、この端材が少なく済みます。
もし「1本の定尺から取れる枚数」が0(定尺より内寸が長い)と出た場合は、その辺の板は継ぎ足しが必要になります。このツールは1枚の板で1辺をまかなう前提なので、その場合は定尺をより長いものに変更してください。
④ 角材(脚)の本数
角材も板と同じ考え方で、1本の定尺(高さより長いもの)から、指定した高さの脚が何本切り出せるかを計算しています。定尺が高さのちょうど2〜3倍あれば、1本の定尺から複数本の脚が取れて無駄が減ります。
端材(無駄率)が高いときは
無駄率が高く出た場合、多くは「1本の定尺から1枚しか取れない」辺があることが原因です。上の入力欄で板の定尺を変えると、その場で無駄率が変わるのを確認できます。内寸の幅・奥行の合計が定尺の半分に近いと、2枚取りができず無駄が増えやすい傾向があります。
計算に含まれていないもの
- 底板・防根シート — 地面に直接置く場合は底板不要ですが、雑草対策に防草シートを敷くことがあります。→ 防草シートの必要量とピン本数
- ビス・木材保護塗料 — 段数と留め箇所の数によって変わります。屋外で土に接するため、防腐・防水塗料の使用をおすすめします。
- 中に入れる土の量 — 内寸の面積×高さから必要な土の量(L)が計算できます。→ 花壇・プランターの土は何L必要か
よくあるつまずき
「板を買ったら反っていた」
木材は保管状態によって反りや割れが出ることがあります。ロス率に含めているのは切り代の余裕であり、不良材の予備ではありません。心配な場合はロス率を高めに設定するか、購入時に1本ずつ状態を確認してください。
「高さが思ったより高くなった」
段数は切り上げで計算するため、板の幅で割り切れない高さを指定すると、実際の高さは指定よりわずかに高くなります。結果欄の「実際の高さ」を必ず確認してから板を発注してください。