敷石・コンクリート平板は何枚必要か

アプローチや庭に敷石・コンクリート平板を並べたいとき、面積を平板1枚の面積で割るだけでは、枚数は合いません。目地の幅が入るからです。敷く場所の寸法と平板のサイズ、目地幅を入れると、買う枚数と、端に合わせて切る枚数、端材まで出します。

買う枚数

—枚

—

並べる枚数(切る枚を含む)
—
うち、端に合わせて切る枚数
—
割れ・欠けの予備
— 枚
敷く面積(実寸)
— ㎡
買う平板の総面積
— ㎡
端材(余る量)
— ㎡
無駄率
— %

いま計算している割付

入力した寸法と目地幅で、平板を端から順に並べた図です。オレンジの枚が、端に合わせて切る平板です。目地幅や平板のサイズを変えると、切る枚数がどう変わるかが見えます。

並べる向きを変えたときの比較

向き並べる枚数買う枚数端材無駄率
寸法を入力してください

長方形の平板は、縦に並べるか横に並べるかで枚数が変わることがあります。

この結果だけで発注しないでください 必ず現物をメジャーで採寸してから使ってください。平板は製品ごとに実寸が数mmずれることがあり、目地の幅は施工の仕方でも変わります。迷ったら数枚多めに見ておく方が、足りずに後から買い足すより安く済みます(追加分は送料もロット(色味)も別になります)。

この計算は何をしているのか

コンクリート平板や敷石は、1枚ずつ目地をあけて並べます。「平板の幅+目地」が1枚ぶんの進み幅になるので、面積を割るだけでは枚数が合いません。このツールは、縦と横それぞれについて何枚並ぶかを数え、その掛け算で枚数を出しています。

① 横に並ぶ枚数 = 切り上げ((幅 + 目地)÷(平板の横寸法 + 目地))

平板を n 枚並べたときに覆える長さは、平板×n + 目地×(n−1)です。これが敷く長さ以上になる最小の n が、横の枚数です。最後の1枚が足りない場合は、切って使う前提で1枚ぶん数えます。

② 縦に並ぶ枚数 = 切り上げ((奥行 + 目地)÷(平板の縦寸法 + 目地))

縦方向も同じ考え方です。

③ 並べる枚数 = ① × ②  買う枚数 = 並べる枚数 ×(1+ロス率)

ロス率のぶんは切り上げて整数にします。セットで売られているときは、さらにセット数に切り上げます。

端材 = 買う平板の総面積 - 敷く面積のうち平板で埋まる面積

平板で埋まる面積は、敷く面積から目地のぶんを引いたものです。この端材には、端で切り落とす部分と予備のぶんがすべて入っています。

計算例(300 × 300 mm・目地10 mm・ロス率5%)

敷く場所横縦並べる枚数買う枚数
幅3.09m × 奥行1.23m3100 ÷ 310 = 10.0 → 10枚1240 ÷ 310 = 4.0 → 4枚40枚(切る枚なし)42枚
幅3.2m × 奥行1.2m3210 ÷ 310 = 10.35 → 11枚1210 ÷ 310 = 3.90 → 4枚44枚(切る枚 14枚)47枚

1枚目の例は、たまたま敷く寸法が平板と目地でぴったり割り切れるケースです。ふつうは2枚目のように端数が出て、端の列を切って使うことになります。寸法がわずかに違うだけで、並べる枚数が4枚、買う枚数では5枚増えます。

目地幅で、枚数はどれだけ変わるのか

目地は「ただの隙間」ではなく、枚数を左右する数字です。同じ300mm角の平板で、幅3m・奥行3mを敷く場合を比べてみます。

目地幅横の枚数縦の枚数並べる枚数
5mm3005 ÷ 305 = 9.85 → 10枚10枚100枚
10mm3010 ÷ 310 = 9.71 → 10枚10枚100枚
20mm3020 ÷ 320 = 9.44 → 10枚10枚100枚
40mm3040 ÷ 340 = 8.94 → 9枚9枚81枚

目地を広くとるほど、1枚あたりの進み幅が増えるので、同じ面積を少ない枚数で埋められます。ただし、目地を広げれば仕上がりの見た目も変わります。目地を広めにとるか狭めにとるかは、仕上がりの好みで決めて、その値をこのツールに入れてください。「安く上げるために目地を広げる」より先に、平板のサイズを変えてみる方が、見た目を崩さず枚数を減らせます。

端の平板を切る、という前提について

敷く場所の寸法が、平板と目地できれいに割り切れることはまずありません。すると端の1列は、幅の足りない平板を切って合わせることになります。

長方形の平板は、向きで枚数が変わる

300×600mmのような長方形の平板は、長い辺を横に向けるか縦に向けるかで、端数の出方が変わります。たとえば幅1.23m×奥行3.0mに、300×600mm・目地10mmを敷く場合。

向き横縦並べる枚数
300mm辺を横に1240 ÷ 310 = 4.0 → 4枚3010 ÷ 610 = 4.93 → 5枚20枚
600mm辺を横に1240 ÷ 610 = 2.03 → 3枚3010 ÷ 310 = 9.71 → 10枚30枚

向きを変えるだけで10枚違います。ツールの「並べる向き」で切り替えると、その場で比べられます。ただし、平板には表面の模様や向きの決まっているものもありますから、枚数が少ないからといって、見た目の向きまで自由に選べるとは限りません。商品ページの表記を確認してください。

ロス率は何%見ればいいのか

目安として、四角い場所を素直に敷くなら3〜5%、曲線や植栽まわりで切る枚が多いなら10%前後を見ておくと安全側です。初期値は5%にしてあります。

平板だけでは、アプローチは完成しない

計算に含まれていない、別で買う必要があるものを挙げておきます。

ベランダやテラスに置くだけのタイプなら、ジョイントタイル(ウッドタイル)の計算ページも参考になります。

よくあるつまずき

「面積で割って買ったら、足りなかった」

300mm角の平板1枚は0.09㎡ですが、目地を含めた1枚ぶんの進みは0.31m×0.31m=約0.096㎡です。面積÷0.09で数えると、平板が少なく出ます。さらに端の切り落としも出るので、余裕がなくなります。

「端の1列だけ、細い平板になった」

割り切れない寸法を、端数のまま並べると、端の1列がとても細くなってしまいます。細い平板は割れやすく、見た目も不自然になりがちです。最後の列が細くなりそうなら、最初の列から少し狭めに目地をとるか、平板のサイズを変えることで、両端の幅を均等に寄せる方法もあります。

「その場所は車が乗る」

コンクリート平板には、人が歩く場所向けのものと、車の乗り入れに向くものがあり、使える用途は製品ごとに違います。駐車スペースなど重さがかかる場所に使う場合は、必ず商品ページの用途の記載を確認してください。このツールは枚数の計算だけで、強度や下地の適否は判断しません。

自分で敷くか、業者に頼むか

平板を並べる作業そのものは、段取りさえ立てれば進められます。時間がかかるのはその下です。地面を掘って、砕石を入れて転圧し、水平を出す。この精度が、そのまま歩いたときの感触と、雨の日の水はけに出ます。庭に水たまりができる原因と排水勾配も合わせて見ておくと、下地の重要さが分かります。

迷ったら、複数の見積もりを見て、工事の範囲の切り方と下地の作り方が業者ごとにどう違うかを比べると、判断の材料が増えます。その目的で、自分で敷くか、業者に頼むかの判断材料もまとめています。

ご利用にあたって 本ツールの計算結果は参考値です。平板の実寸・目地の幅・厚みは商品や施工の仕方によって異なります。 発注の前に、必ず現物のサイズを商品ページで確認し、敷く場所をご自身でメジャー採寸したうえで、余裕を持った数量で発注してください。 強度・下地の適否・用途への適合は判断しません。重さがかかる場所への使用は、製品の表記と専門家にご確認ください。 本サイトは、計算結果および本サイトの利用によって生じたいかなる損害についても責任を負いません。