メッシュフェンスは何枚必要か
フェンスを立てる辺の長さを入れると、パネルの枚数・柱の本数・コーナー部品の数がその場で出ます。L字やコの字のように角がある場合、柱は「パネルの枚数+1」では足りません。角ごとに何本増えるか、最後の1枚を何cm切るかまで表示します。
この計算は何をしているのか
メッシュフェンスは、決まった幅のパネルと、それを支える柱の組み合わせで売られています。長さが分かっても、そのままでは買えません。辺ごとにパネルの枚数と柱の本数を数えて、角と端の部品を足して、初めて買い物リストになります。
手順は4つ
長さ4.5mの辺に幅2mのパネルなら、4.5 ÷ 2 = 2.25 なので3枚です。最後の1枚は1.5m切り落とすことになります。
柱と柱のあいだ(スパン)の数に、端の1本を足します。長さ4.5m・柱の間隔2mなら、スパンは3つで柱は4本です。
角で柱を共有できない商品では、角に柱が2本並びます。結果として「パネルの枚数+1」に、角の数だけ柱が増えます。角用の部材で1本の柱にまとめられる商品もあるので、上の「角の柱」で切り替えてください。
無駄率は、端材を買ったパネルの総延長で割ったものです。辺の長さがパネルの幅で割り切れるほど小さくなります。
検算の例
| 条件 | パネル | 柱 | 角・端 | 端材 |
|---|---|---|---|---|
| 直線10m・幅2m・柱間隔2m | 10 ÷ 2 = 5枚 | 5 + 1 = 6本 | 角0・端2 | 0m(0%) |
| L字 8m+4.5m・幅2m・柱間隔2m | 4 + 3 = 7枚 | 5 + 4 = 9本 | 角1・端2 | 1.5m(10.7%) |
L字の例は、パネル7枚に対して柱9本です。「7+1=8本」で買うと、角の1本が足りません。
ロス率は何%見ればいいのか
メッシュフェンスは、人工芝のように重ね代を捨てる材料ではありません。パネルは切って長さを合わせるので、切り落としは上の「端材」としてすでに数えています。そのため初期値は0%にしてあります。
ただし、辺の長さがパネル幅の倍数にぴったり、またはわずかに下回るときは注意してください。たとえば測った長さが10.0mでも、実際には10.05mあれば6枚目が要ります。採寸に自信が無い場合や、境界がまっすぐでない場合は、ロス率を2〜3%入れて、枚数が増えるかどうかを確かめてください。
柱の間隔は、商品の施工説明書で決まる
柱の間隔の上限は、パネルの強度や風の受け方を前提に、商品ごとに決められています。幅2mのパネルなら柱の間隔も2m以内、という作りが多いですが、高さのあるフェンスや、目隠し板を取り付けるタイプでは、もっと狭い間隔が指定されることがあります。このツールの「柱の間隔(最大)」には、必ず購入する商品の施工説明書の値を入れてください。
フェンス本体だけでは立たない
計算に含まれていない、別で用意が要るものを挙げておきます。
- 柱を固定するもの — 独立基礎ブロックを使う場合は、ブロックの穴と柱のすき間を埋めるモルタルが要ります。量はコンクリート(インスタントセメント)の必要袋数で見当をつけられます。
- ブロックの下の砕石 — 基礎ブロックを据える穴の底に砕石を敷くことが多いです。→ 砂利・砕石は何袋必要か
- 角・端の部品、連結金具 — 名前や形は商品ごとに違います。この計算の「コーナー部品が要る角」「端部」の数を、商品ページの付属品一覧と照らしてください。
- パネルを切る道具 — メッシュの線材を切るには、ボルトクリッパーなどが要ります。切り口のさび止めも忘れずに。
目隠しを優先したい場合は、メッシュではなくラティスフェンスやウッドフェンスの計算もご覧ください。
よくあるつまずき
「柱が1本足りなかった」
ほとんどが角の数え忘れです。直線なら「パネル+1」で合いますが、角を1つ曲がるたびに柱が1本増えます(角で柱を共有できない商品の場合)。
「最後の1枚がほとんど捨てる長さだった」
辺の長さがパネル幅の倍数をわずかに超えると、最後の1枚はほとんどが端材になります。門柱や既存の構造物までフェンスを伸ばす必要が本当にあるか、少し手前で止められないかを検討すると、1枚減らせることがあります。
「角の部品がセットに入っていなかった」
本体・柱・部品が別売りの商品は珍しくありません。購入前に、セット内容と、上の計算結果(パネル・柱・角・端の数)を突き合わせてください。
自分で立てるか、業者に頼むか
パネルを柱に取り付ける作業そのものは、手順どおりに進められます。重くなるのは柱を垂直に、高さをそろえて、まっすぐ一列に立てる工程と、境界に関わる判断です。判断材料はフェンス・目隠し外構の設置、自分でやるか業者かにまとめています。