ゴミ置き場(ダストボックス囲い)の材料は何本必要か
幅・奥行き・高さを入れると、4本柱と上下の横架材でできる木枠フレームの角材の購入本数、背面と両側面を覆う目隠しパネルの枚数、上に載せる波板の枚数がその場で出ます。前面は収集日の出し入れ用に開口のまま、扉をつけない設計を前提にしています。
この計算は何をしているのか
ゴミ置き場の自作は、大きく3つの部材からできています。①4本柱と上下の横架材でできる箱状の木枠フレーム、②目隠しのためのパネル、③雨よけの波板屋根です。このツールは、幅・奥行き・高さの3つの寸法から、それぞれの購入数量を計算します。
フレームの角材
柱は4本固定(コーナーのみ)とし、1本の必要長さは高さ+埋め込み深さです。土に打ち込む場合は埋め込み深さのぶんだけ長い材が要ります。横架材は、上段と下段の2段で周囲をぐるっと囲むため、必要な合計の長さは周囲長×2段になります。これを、選んだ定尺の材から何本買えば足りるかに変換しています。定尺が柱の必要長さより短い場合はエラーにしています。柱を継ぎ足す構成は強度が読みにくいため、このツールの対象外です。
目隠しパネルの枚数
パネルは、板の幅と板どうしの隙間を合わせた寸法で、対象の辺の長さを埋めるように並べます。考え方はウッドフェンスの板張りと同じです。
背面(幅の辺)と両側面(奥行きの辺×2)の3面分を、それぞれこの式で計算して合計しています。前面は計算に含めていません。
波板屋根の枚数
波板は奥行き方向に、有効幅ぶんずつ並べて敷きます。
波板の長さ規格は、幅(開口幅)をひと続きでカバーできる長さが必要です。選んだ長さ規格が幅より短い場合はエラーにしています(波板を幅方向に継ぎ足す構成は雨漏りの原因になりやすいため、このツールでは想定していません)。
なぜ前面を開口にするのか
ゴミ置き場は収集日に袋を出し入れする場所です。4面すべてを塞いでしまうと、そのたびに屈んで奥から取り出すことになり、使い勝手が悪くなります。前面を開口のままにしておけば、立ったまま出し入れができます。カラスや猫よけのネットを前面にかけるだけで済ませる作りも多く見られますし、扉を蝶番で取り付けるなら、その分の材料と金具は別途このツールの計算外として見込んでおいてください。
波板の「有効幅」と「規格幅」の違い
波板は、隣り合う板を1山〜2山ほど重ねて留める「重ね代」があるため、商品として表記されている幅(規格幅)と、実際に横方向に進む幅(有効幅)が一致しません。規格幅のまま枚数を計算すると、実際に必要な枚数より少なく見積もってしまいます。メーカーごとに重ね代の取り方が異なるため、本ツールでは規格表そのものは掲載していません。お使いになる商品ページに書かれている「有効幅」の表記に合わせて入力してください。表記がない場合は、販売店に確認するか、規格幅より一回り小さい値を入れておくと安全側になります。
集合住宅・戸建てでの設置ルール
ゴミ置き場の設置場所や仕様には、自治体の収集ルールや、集合住宅であれば管理組合・管理会社の規約で指定がある場合があります。設置してよい位置、道路からの距離、囲いの高さや色に条件が付いていることもあるため、着手前に自治体の収集案内や管理規約をご自身でご確認ください。このツールはあくまで材料の数量計算であり、設置の可否を判断するものではありません。
自分で作るか、業者・既製品を買うか
ここまでの計算で材料は拾えますが、選択肢はDIYだけではありません。既製のダストボックス・ゴミ収集庫は、組み立てだけで設置できる製品や、業者施工込みの製品が販売されています。木材の加工や防腐塗装の手間をかけたくない場合、あるいは自治体や管理組合の指定仕様に既製品でしか対応できない場合は、既製品や施工業者への依頼のほうが早く確実です。反対に、DIYは既製品よりも幅・奥行きを自由な寸法に合わせられ、周囲の外構の雰囲気に色や素材を合わせやすい点が利点です。予算と手間、仕上がりの自由度を見比べて選んでください。